私が中学生の頃に初めて家に来た犬、英二。英二はお外で繋ぎ飼いでした。
とても穏やかでかわいらしい雑種犬でしたが、仔犬の頃をすぎると部屋で自由にさせることはなくなり、夜は玄関へ、昼間はお庭へ繋ぐようになりました。
亭主関白だった父が決めたことでしたが、愚かにもその残酷さを、英二が老犬になるまで一度も不思議に思ったことはありませんでした。
十数年もの長い間どれだけ英二がさみしく辛い思いで過ごしてきたのか、自分がどれだけ残酷なことをしていたのか、せめて英二が生きている間に気がつくことができたこと、それだけがほんの少しの救いです。
今でも英二を想うと申し訳ない想いで涙が溢れ、胸が張り裂けそうになります。
犬は喜びや悲しみを一緒に共有出来るとても感情豊かな動物です。そんな彼らを短いリードや重い鎖で常に繋いでいることの残酷さに気がついてください。
日本では昔から見る光景なので、なんとも思っていない方が多いと思いますが、短いリードや鎖で繋がれているということを、一度よく考えてみてください。
海外のサイトですがぜひご覧になってみてください。
英語なので詳しくは私もわからないけれど
何を言いたいのかはわかると思います。
ぜひ一緒に暮らす犬たちのことを積極的に知ろうとしてください。