mu-chan

前回のブログで、準備しておくとなにかあった時にも楽ちん!なんて書いてみたものの、昨夜ムーちゃんが咳こんで鼻水をまき散らしたりしているのを見てドキドキおろおろしてしまった私。

 

やっぱり準備してようがなんだろうがダメね!と思い直した私でした^^;エヘヘ。

 

このムーちゃんは何年か前に6頭一緒に捨てられた中のひとりで、本当に穏やかでやさしくて甘えん坊さんで、非の打ち所がない!くらい素晴らしくステキなコなのに、なかなか新しい家族を見つけてあげることが出来ませんでした。

 

地域の情報誌に載せる度にいくつかお話はあったけれど、なぜか全部お外で繋いで番犬として飼う!というもので「繋いで飼う」ということの残酷さをお話すると、ゲラゲラ笑ってこんな雑種の犬を室内で!?繋いで飼うことが虐待!?バカか!ふざけるな!と怒鳴られたりして。

 

この辺りはまだまだ田舎なので、お外に短いリードで繋がれている犬は本当に多いです。

 

しかも最初は玄関の前だったのに、通行人にがうがう吠えるから、とそのうち家の横になり、最終的に陽もあたらないような家の裏に移されて姿も見えなくなってしまったり。。


 

そしてもうひとつよく聞く話では、子供が出来ないご夫婦が子供の代わりにと犬を迎え、室内で可愛がっていたけれど、何年かして子供が出来た!やったー!でもそうなると我が子と思っていたはずの犬が邪魔に思えてきて。。

 

私の身近でも何年か前に実際にあったのですが、赤ちゃんがお家に来たとたんに犬はお外へ出され(実際に子育て情報誌には犬はお外へ出しましょう、というアドバイスが載っているらしい)

 

いきなりお外に出された犬はさみしくてさみしくて吠え続け、あまりにうるさいので半年ほど訓練所へ預け、吠えなくなって戻ってきたはずが…あら、おかしいわね、以前にも増して吠えまくるじゃないの!

 

困った飼い主さんは吠えれば赤ちゃんも泣いてしまってご近所迷惑だし、どうしましょう、と考えた末、うるさいあの声さえ出なければ何の問題もないわ、と「声帯を切ること」を決めたのでした。

 

多分声帯を切られたすぐ後だったと思うのだけれど、そんなことは知らずに偶然通りかかって、どこからか変な声が聞こえる…なんだろう、と声の方をよーく見ると、檻の中でうなだれて上体を起こすこともなく、かすれた声ではうはうと泣いている犬が。。

 

とてもイヤな予感、もしかして…と思いながらその後もずっとモヤモヤした気持ちで過ごしていたのですが、この少し後だったか、ここまで書いてきたお話を直接この飼い主さんから聞く機会があり、このコの犬生を知ることになったのでした。

 

例えば声をなくすことで、ダイスキな飼い主さんと暮らせるなどの良い方向へ向かう場合もあるかもしれませんが、この場合はこれが最善の方法だったとはどうしても思えませんでした。実際に声帯を切られた後もその独特の声で一生懸命泣いて家の中から怒られていましたし。


そしてこのコは、それから何年か経ったある夏の暑い日、熱中症で亡くなったそうです。

たったの7歳でした。。


通るたびに切ない声で一生懸命泣いていたかわいい彼女の姿が忘れられません。

亡くなったあと、お外の檻はあっという間に撤去され、彼女の生きていた痕跡はすぐに跡形もなくなっていました。

 

お家の中で暮らしていた犬がいきなり外に出された時のストレスの大きさは計り知れません。

どんなに寒くても暑くても短いリードで繋がれ、逃げ場もなく、一生そこで過ごさねばならない、もし自分がそんな状態におかれたら…どうしますか。耐えられるでしょうか。

こんなの拷問だ!と思うかもしれません。

 

犬たちにそんな辛い想いをさせないでください。

彼らはダイスキなあなたのそばでのんびり寝そべっていたいだけなのですから…。。

今お外で犬を繋ぎ飼いしている方がこの記事を読んでくださっていたら、お願いです。


犬は喜びや哀しみを共有出来るとても感情豊かで素晴らしい動物です。

そんな彼らを常に短いリードで繋いでいることの残酷さに気がついてください。

 

以前もリンクしましたが、こちらもぜひお読みください。

 

繋ぐことは虐待に繋がる?


犬を繋いで飼うことの問題点

 

おっと、かなり話がそれてしまったけれど、そんな考えのヒトがまだまだ多い田舎町です。

 

そんなところにはもちろん渡せません!

若そうだったし、のんびり構えていたらもう何年?一緒に保護した6頭のうち3頭は天国へ旅立ってしまいました。


そしてムーちゃんも、実は今年の1月に口の中に腫瘍を発見、とても進行の早い悪性メラノーマと呼ばれる腫瘍で、どんどん大きくなってきています。現在は手作りゴハンと色々なサプリメント、それに消炎剤を3日に一度飲んで頑張っています。

 

黒くてツヤツヤのコート、キラキラの緑色の瞳、痩せっぽちだけれど食欲は旺盛で、食べにくそうにしながらもがぶがぶ一生懸命食べてくれる姿を見ていると嬉しくて♥︎

これならまだまだ!と思わせてくれています^^

 

ここにいるよりも、もっともっと幸せにしてあげたいと思っていたけれど、叶わなかった。

せめて残された日々をのんびり穏やかに過ごせますように。。


でももしかして本当〜に甘えん坊さんだから、ずっとスーさんやおかぁちゃんと一緒にいたくって、僕はだれにももらわれませんように〜って神さまにお願いしていたのかもね!

 

神さま、先にいったおかぁちゃん、ひとりじゃ何にも出来ないムーちゃんのこと、まだ連れて行かないでね。もしそっちに行きそうだったら追い返して見守っていてあげて欲しいの。頼むね!